誰しもが感じる疑問
発達障害は本当に最近ニュースなどで取り上げられるほど認知度が上がってきている障害だと思います。
テレビやメディアで取り上げられるたびに、自分は発達障害なんじゃないか?と気になって検査した人や検査をしたいと思っている人が増ているのではないでしょうか…、実は私もその中の一人です。
別に興味本位ではなく本当にずっと「自分が何者であるのか」を知りたいと思って生きてきました。
自分は一体、何者なのか?
支援者にそんなことを話すと「あなたは違うと思う」と言われるし、障害のある方にそんなことを話すと「あなたと私とは違う」と言われてしまう気がします。
語弊のある言い方かもしれませんが「でも誰しも診断をされる前は、みんな障害者じゃなかったでしょう?」と思うのです。みんなそれぞれに何かを抱えて悩んだり、体調を崩す中で病院に行って診断がおりて「障害者」という言葉と向き合うようになります。
誰もがそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない可能性はある。誰がそれを否定できるでしょうか。
障害者である、障害があると診断が下りることは必ずしも悲観的にとらえる人ばかりではなく、それがわかって安心する人もいるのは確かです。現に「普通の人」とは違う、とどこかで感じている私にとっては、診断がついたほうが安心します。
だからバルネラブルを立ち上げる機会に、「自分が何者であるか」の探検に行ってみて、それを記していこうと思います。